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2002-09-18

宇田有三 (フォトジャーナリスト)の見た途上国の現実
スライドショー&トーク&ミニ写真展

(2002年9月15日  ビックアィにて)

 はじめまして!
    お会いできるのを楽しみにしていましたよ。

神戸から乗り継いで1時間50分。来月から1年間、ミャンマーでの取材長期滞在を控えて多忙なはずの宇田有三さんがわざわざ堺まで出向いて来てくれました。
重たい展示写真持参。しかも東京に着きそうな時間をかけて移動して来た彼は、優しい笑顔で大母との握手に応えてくれました。
 

宇田有三さんが持参された写真は、マァヨン・ハァポン スタッフ達そして理事の手で会場に展示されていきます。
 
演壇に立った彼が先ず始めたのは、会場に 向けてカメラを向けての撮影から。


高校教師を辞め、カメラの勉強のためにアメリカに留学。 その時から中南米に関心を持つようになっていく彼。 アメリカ型民主主義によって中南米の国々で起こっ ている貧富の差という現実と向き合う様になる。

戦争の悲惨な場面を撮るということも出来るが人間がどのように生きているか、ごみ捨て場の中で営まれる生活、子どもからお年より、大きなお腹の妊婦そしてその地で 出産し成長していく子ども達。

教育を受けることも出来ず 生きることだけに精一杯の人達の記録を残していく。 テロの発生は貧富の差が原因だと言われているが、9.11 テロの現実は操作されたメディアに責任があると言いきる彼。

 
事件が起きてこないと見えてこない世界の現実。私達の知ら ない世界を記録しておかねば忘れ去られる。南米から始まり アジアのごみ捨て場へと記録される国は広がって行った。

これからはアフリカ・ヨーロッパのごみ捨て場へと移って行かな いとこのプロジェクトは終わらないでしょう、と語る彼。

ごみ捨て場でごみを掘りかえす人々の姿が畑を耕す姿にみえる、と話す彼。悲しい表現です。

今日、情報過多で人間の優しさや信じるという感性を感じることが 失われていると警告する彼の目には涙が浮かんでいるように見えました。
 


自分は悲観論者です。世界は簡単には変わらないでしょう。
しかし、なぜ貧困による悲しさが起こるのか、という疑問を流さずに自分で決断し行動している。

  

乳児を抱いて参加していたお母さん。宇田有三さん から発せられるメッセージを真剣にメモしていた姿 が印象的でした。未来の子ども達に向けて動き出すおかあさん。
カメラを握る優しい手と厳しい目。うち合せ・交流会と彼は頻繁にカメラを向けていた。
素人の大母とカメラで眼?を飛ばしあいました。
宇田さんのお話しをビデオに記録する高校1年生りょう子さん。 
韓国独立記念館を見学した彼女はショックを受け、私にできることはなんだろうと考え、5月のハンマダン企画の際には大きな紙に、世界平和へのメッセージを手書きして張り出しました。今回の宇田さんのお話しから何を感じてくれたのでしょう?
 

府立高校で国際理解の教鞭に立つあつ子先生。
授業の中で生徒達に知らせていくためにはどうしたらいいのでしょう・・・・・

※大母たちはフィリピンのバナナを前にして、高校生や小中学生、そしておかあさん達に民衆交易のお話をしていますよ。写真そして現地で使われている生活道具・子ども達の遊び道具なども持ち込みます。
最後にはみんなでバナナを食べ、想いをフィリピンの暮らし方そして日本での私たちの暮らし方に結びつけていますよ。−参考までに・・・・・

 

富田林国際交流協議会 前川さん
 

韓日市民交流協議会 ナヌンセ 康英美さん
 


1年後の再会を約束。 ミャンマーの国境に入る込む予定の宇田有三さん。
彼のホームペー
は今までのような更新は出来な くなるようです。でも・・・・突然どこからかの発信が 始まり出すか楽しみですね。

行ってらっしゃい。体を大切に取材に飛び回って くださいね。1年後の再会を楽しみにしていますよ!
 
 


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