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2003-02-17

まほろばの里

2003年2月7日〜9日
  

山形県東置賜郡高畠

高畠町を初めて訪問したのは、今から17年ほど前だったでしょうか。大阪駅から夜行寝台車で新潟まで、さらに乗り換えて高畠に向かいました。

初めての遠方見学です。大阪駅ホームで、前理事長の東山さんと生ビールで乾杯。向かいのホームから,通勤帰りのおじさんたちが不思議そうに眺めていたのを思い出します。日本海側に行くのは初めてでした。

竹下首相時代に「ふるさと創生一億円基金」事業が全国で展開されましたが、高畠は温泉堀事業に使ったと記憶しています。その時の恩恵が高畠駅構内の温泉に活用されているのかな?

東京から山形新幹線で3時間弱。福島県境の峠に近づいていくと雪国の世界へと変わっていきます。

日本のアンデルセンと呼ばれ、「泣いた赤おに」「むく鳥のゆめ」など数多くの作品を残した童話作家浜田広介が生まれた町です。

 

3年前から始まった「まほろば・冬咲きぼたんまつり」が開催中でした。山形テレビ中継車が取材に来ていました。
 
2月8日(土)標高350メートル、上和田からおきたま興農舎がある亀岡へ移動中。早朝から除雪作業が行われ、日常生活への支障はありません。
 
上和田有機米生産組合の皆様との交流会
 
前組合長・菊地良一さんは昨年ブルガリアにヨーグルト菌研究に行かれたとか。青年のような好奇心はまだまだ健在です。

来月の総会開催を前に、熱い議論が始まりました。おおいにやりましょう。やりましょう。議論の先に、農業の未来を描きだすために。
 
星寛治さんが初めて生協を訪問され、組合員・生産者・職員にお話をされたのをお聞きして、高畠に行ってみたいと思いました。

山下惣一さんとの交換書簡をまとめられた「北の農民・南の農民」を始め、農業軽視の社会に対し、有機農業を通して浪費社会への怒りを出版物として、あるいは講演会の場で発信し続けてこられた星寛治さん。

「学問はいらない。知識を欲する気持ちを常に持ち続けることが大切です」。この言葉は星寛治さんの講演会でお聞きしました。大母の心に染み入る言葉でした。それ以降、農業後継者そして都会に住む私たちの子供たちにも語ってきました。これからも語り続けていくでしょう。

平ふみえさんは2001年生産者交流会で大阪に来てくれました。エスコープで取り組んでいる、農村・都会での後継者づくりの活動を知り感激されていたのが印象的でした。葡萄畑を守るために、雪の上を泳ぎまわる姿を初めてお聞きしたのは、ふみえさんからでした。

小林亮さんは星寛治さんを慕い、突然の訪問を繰り返していた若い時代があったそうです。小林亮さんと平ふみえさんは、昔からの顔なじみです。

高畠には、素晴らしいネットワークが張りめぐっているようです。
 

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