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バランゴンバナナ

カネシゲファーム(実験農場)

2006年1月27日
 


ネグロス訪問報告の冒頭に、ネグロスで出会った「バランゴンバナナ」をご紹介しましょう。

ネグロスといえば「バランゴンバナナ」の産地として広く知れ渡っていますが、病害による収穫減少が10年ほど前から発生しています。病害克服に向け、専門家によるバランゴンリニューアル計画が2001年から始められていますが、再生が起動に乗ったといえるまで回復は出来ていません。

ミンダナオ島のバナナ生産者から適切な管理方法について具体的な指導を受けるなどATC、ATJのスタッフとともにバナナ生産者も頑張っています。私たちの手元に届くバナナはネグロスだけではなく、パナイ島、北ルソン島などからATC(オルタートレード社)が責任を持って送り出してくれています。

 


バランゴンバナナの花
  

日本から持参した巻尺で房の大きさを測りだした松山秀幹さん
  


実験的に取り組まれているバナナ管理園で下草刈り体験
  

風除け樹木の植林

バナナは草です。大きなバナナの房を支える為に支え棒をすることも「管理栽培」指導の一つです。

花芽を切り落とし、袋をかけ出荷時期まで待ちます。

出荷時期を予測し、タグをつけます。タグで出荷曜日が確認されます。

  
個性的なバランゴンバナナは、実験農場でも熟度は一定ではなさそうです。

「日本型管理栽培」を想定していた松山さんには混乱!の初出会いとなりました。
  

  

BGAの村(ユボ村) 2006年1月27日

島の中央に位置するカンラオン山(2435m)の登り口にユボ村があります。棚田が広がる村は、日本人には歩くだけで一苦労。この傾斜をバナナを担いで村人は歩きます。
   

足元を確かめながら斜面を登っていきます

急斜面のバナナは元気です!
  

BGAの村(ユボ村)  2004年1月11日

2年前 同じ斜面のバナナはウイルスに侵されていました

2年前、ユボ村で村人が再生したバランゴンバナナを見てほしい、と連れて行ってくれた斜面の畑。

ところが、同行していたATFIのスタッフから、「ウイルスに侵されているバナナがある。ただちに焼却処分をするように」との指導が行われたのです。

自慢げに先頭を歩いていた村人、子供たちの表情が一様に曇っていきました。
  


エスペランサ「バランゴンバナナ」の作付けが始まっていました

土地闘争で揺れたエスペランサにも平和な時間が訪れています。裏庭農業として管理できる「バランゴンバナナ」の栽培が始まっていました。

ATCに出荷できる物量になるまで、もうしばらく時間が必要」です
  

リトさんの畑にもバランゴンバナナが作付けされています。
  


松山さんが食べたかった調理用バナナ(サバ)

出発前の下調べで調理用バナナの存在を知った松山さん。ラ・カステリアーナ市場で念願のサバに出会いました。油で揚げ、黒砂糖をからめたおやつです。サツマイモの大学芋という感じですね。
  

種ありバナナ

2年前、ユボ村で種ありバナナに出会いました。味は種無しと変わりなく美味しくいただきました。
   

  
1 日目  1月26日(木) 

関空10時発→マニラ→ バコロド着(17時50分)  
(時間は現地時間 時差1時間)

2日目  1月27日(金) 

○オルタートレード財団(ATFI)事務所
○バランゴンバナナ生産者協会(BGA)
○カネシゲファーム ○有機堆肥センター(DOEI)
○ラ・カステリアーナ市場 ○ユボ村(泊)

3日目  1月28日(土)  ○ツブラン農場
4日目  1月29日(日) 

○ヘルベッチヤ教会日曜市 ○エスペランサ農園(泊)

5日目  1月30日(月)  ○マスコバド糖製糖工場(ATMC) ○バコロド市内見学
○オルタートレード社(ATC) ○大橋成子さん宅訪問
6日目 1月31日(火) 帰国  バコロド発(10時50分)→関空着20時40分
  

  
  
    
 
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