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2004-03-24

カナダからの警告

パーシー・シュマイザーさん(モンサント社と戦う農民)
あなた方が何をすべきかを云いに来たのではない。
恐怖に落としいれるために来たのではない。
私達には選択の余地がない。
みなさんには選択の余地がある。

2003.7.1
  


遺伝子組換え種子は生命体……
花粉が風に乗りどこまで飛ぶかは分らない。
動物によってどこまで遠くに運ばれるか分らない。
交配することを止めることはできない。
自然界に解放されると封じこめることも元にもどすことも出来ない。

有機農業の田畑であっても、どこから偲びこみ汚染されても誰も補償はしてくれず、反対に多国籍企業からは特許権がある種を盗ったと裁判に提訴されていく。農民の土地から種子採取をするのはモンサント警察と呼ばれる人達。

持続可能な農業の発展を目指し、手間暇惜しまず真面目に大地に向かう人々を踏みにじる多国籍企業モンサント社による遺伝子組換え作物種子特許独占。種子による世界制覇戦略は、アメリカの軍事力をバックに牙を剥きだしているカナダでの現実。72歳の農民シュマイザーさんが、資料を握った手を怒りに振るわせるという場面。お子さん5人,孫14人の優しいおじいちゃんのはずなのに………

50年間に渡って自ら採取していた菜種による作付け。昨年は、モンサント社からの提訴で敗れ、種を買わなければならなくなった悲しみ……。自ら種子を採るという農民としての所有権と決定権が奪い去られていく悲しみ……



 
 
 
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