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2004-03-24

傷痕(きずあと)に咲いた花

金芝河著 金 丙鎭 翻訳出版 おめでとうございます

2004.2.6 大母宅にて


「傷痕に咲いた花」の新刊本を届けて下さった金・康ご夫妻

「傷痕に咲いた花」一気に読み上げました。何度も胸が詰まり、涙があふれてきます。

地域の多様性を認め合うなかで進める活動。間違ってなかったと……。家父長制度の中で育ち、どこか他の地に飛び出したいと大阪での新しい生活を選んだ30数年前。新しい関係づくりは想像を超えた問題を起こすこともありました。

生協との出会いは大阪生活4年目の年でした。人との関係を求めて誘われるままに、初めて経験する生協に飛びこんで行きました。面白い!

女性達が知恵を寄せ集めて実現する場面に感心していました。地域自立・深い意味も知らぬままの議論に疲れ果て、倒れたことが何度もありました。でも、逃げ出そうと想ったことは1度も無かった。言葉足らずの行き違い………。進んできた基本路線は間違ってなかった。そして、課題が明確に見えてきた!

文中の一節に、「ねばり強く今日の会議をお聞き下さい……」と金芝河さんが語りかける場面があります。

この本を沢山の方々に読んで頂きたいと願っています。この間の活動を通して、この本を理解できる組合員が沢山いらっしゃると確信します。組合員とともにパートナーである職員・生産者にも熟読して頂きたい! ねばり強く……働きかける。実現するまで。

金 丙鎭さんをアパァッ!と呼びつつも、想像を超える様々な困難からアパァッ!様を守って来られた康英美さんの存在。学ぶことが沢山あります。お二人で届けて下さった出来たての本。岐阜・あぶらむの里で

集中した翻訳作業から一年半。構想から出版まで4年の歳月。ご夫妻と親しくさせて頂いてまだ3年。目指す未来は無限かも知れません。国を超えて、学びあえる友人と出会えてた事に改めて感謝の気持ちでいっぱいです。


 

 
 
 
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