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主催 河南地球のステージ
    
2012年1月8日
    
大阪狭山市立 SAYAKA 小ホール
    

   

  
2012年1月17日(火) 阪神大震災から17年

"Think globally, Act locally" (「世界的視野で考え、地域で行動する」)

“地球のステージ” 企画のご案内を頂き、ワークの合間をくぐり抜けて参加してきました。飛び込んだホールではすでに桑山さんのトークが始まっていました。大きなスクリーンの脇にセッティングされたPCや並べられた楽器類。
    
この企画を紹介してくれたなつみさんの思いに賛同してホールに来たものの、ステージの展開がしばらく理解出来ず、ホールまで小走りで駆け込んできた体がポカポカとほてりだし、やがて、うとうとと睡魔が襲って来たのです。
   
はっ! と目が覚めたのがこの言葉
  
普通にやろう
   
普通をやめたらおちこむ
   
普通を目指して生きます
   
見て見ぬふりが出来ない人々が今、私たちを支えてくれています。
   

 

      
地球のステージとは……紛争と貧困、被災地域でのNGO活動が紡ぎ出す、映像と音楽を駆使した世界理解講座です。頭で理解するより、心で感じることを願った開発教育系のコンサートステージです。

世界の紛争・災害の地で、現役医師が出会った人々の輝きを、オリジナルの音楽と映像で伝えるもので、子どもも大人も楽しめ、感動出来るステージとなっています。(主催・河南地球のステージのチラシより) 

地球のステージの日本での活動拠点地は宮城県名取市。震災当時映像で何度となく放映されていた仙台空港の近所だったのです。運良く、診療所は浸水することはなかったようですが、共に活動されてきた仲間が亡くなられているようでした。
     

  
消防隊員の友人と共に流された車を見つけ出し、診療所の敷地まで搬送
    

    
震災復興ボランティアの皆さんと3月11日を忘れないようにと、搬送してきた車の前で
     
    
停電の中、運び込まれてくるひとびとへの対応に追われた。発電機が持ちこまれてからは診療所入り口に明かりをともし、真っ暗な中で希望の明かりを絶やさずにいた。
     
    
世界中の被災地で活動されていた桑山さん達でしたが、自らが被災者となられた今、発信されるメッセージは音楽と共に心の奥深く伝わってきました。
     
    
今 一番恐れているのは3月11日をどの様に過ごすかということです。
  
阪神大震災1月17日を体験された皆さんはどうされましたか? と問われていました。
  
昨日(1月7日)、地元の中学生達とその話しをしてみると、皆、震災を体験した場所で仲間達と一緒に過ごしたいそうです。
     
僕も同じです。あの日を体験した場所で馴染みのひとたちと過ごします。
      

    
映像には、桑山さん達が支援してきた各国からの応援メッセージが貼り出されています。

すでに2000回を超えて開催されている “地球のステージ” 企画だそうですが、河南地球のステージ企画として第3回企画に向けて賛同者への働きかけが始まっているようでした。

自らの行動規範として、"Think globally, Act locally" (「世界的視野で考え、地域で行動する」 を掲げているひとりとして、音楽と映像をドッキングさせて理解者を増やしていくという試みに多いに賛同できるステージでした。

歌の力・音楽の力が希望を持たせ、奇跡をも生み出す、と多く人たちが実感してきた今。

震災地となった “地球のステージ” からの今後の試みは、貴重な存在となることでしょうね。

  2012、1.17 大母
   





 
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