今年は丑年。農耕に携わるひとびと関わりの深い牛。いにしえより、家族の一員として大切に育てられてきた牛との暮らしぶりは、記録として観る機会があるのみです。農耕牛に替わって機械が大活躍の現代では、農耕牛ではなく、乳牛として飼育されているホルスタインと出会うことは出来ますね。
機敏な動きの馬は戦用に、泥にまみれる農耕には力強い牛が重要な役割だったのでしょう。
昨年11月ビッグ・アイで開催された “ハンマダン in SENBOKU” に登場した牛のなんともおおらかな表情と動きに、会場は大喝采でした。韓国でも農民に可愛がられていたのでしょう。
日本では見られなくなった農耕牛ですが、アジアではまだまだ大活躍中。フイリピン訪問の際にであった農耕牛は水牛(カラバオ)です。夕方の水浴びは子供達の仕事。何倍も大きな水牛を巧みにあやつる姿は頼もしい場面でした。
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