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2005-01-28

街人と村人が汗を流して作った韓国住居

清州・カトリック農民会・研修施設

2004年11月3日〜4日
 


  

村の入口に建立された「申采浩先生記念館」を訪問しました。抗日運動家として中国で投獄され死亡した生涯が残された文献や写真とともに展示されています。

記念館と隣接してお墓があります。亡骸を葬ること、お墓に参ることさえも周囲の人に疑いが向けられる、と抗日時代の厳しい弾圧があったことが記録されています。

今、子供時代を過ごした親族が住む村で葬られ、新しい記念館が建立されたようです。記念館入口に立てられた銅像が穏やかな表情にお見受けできたのが何よりの救いでした。

日暮れ間際にたどり着いたカトリック農民会・研修施設。荒々しい岩が積み重ねられた中に2棟の建物と別棟らしき個所を覆う白い煙。2004年7月に完成したばかりの新築建物を燻した煙が懐かしい風情をかもし出しています。
  

傾斜に沿って作られた室。自家製マッコリ貯蔵中。
  

オンドル宿舎から眺めたお手洗い。人糞として活用します。
   
宿舎のオンドルは、この鎌で燃やされた薪で暖められます。大きな鍋も活用されます。
  

韓国伝統釜風呂

火種と灰を取り出したばかり
  
完成後4度目の火入れだったとか
  
焚口
  
反対側に釜風呂への入口があります。

  
街人と村人が汗を流して創り上げた韓国伝統釜風呂。
釜の中で焚き木をし、釜全体を暖めます。
火種と灰を取り出し、厚手のムシロを広げ、その上に座り釜風呂を楽しみます。

  

釜風呂の楽しみ方

  
釜風呂の温度は日本人向けにかなり低くされていました。カメラで撮影‥‥‥ピンボケではありませんよ。温度差でレンズが曇ってしまったようです。

レンズを拭きながら撮影続行。男女混合の釜風呂の中は、話し声と笑いの渦です。

じんわりと額から汗が流れてきます。温度が高いときには頭からムシロを被って入ります。慣れるまで濡れたタオルで顔を覆います。体の芯から温まりますよ。
  

 

思い出の草木染め体験

夕暮れ間際にも関わらず準備されていたのは絹布の草木染め体験。絹布だけではなく、両手を真っ赤に染めながら楽しんだ訪問団。帰国時には首に巻いている方もいましたね。
一晩干した草木染めは鮮やかに発色しています。
  
絞り模様づくり中の中西さん。
  
染め作業を終えた時はすでに真っ暗。星が輝いてましたよ。
  

お世話になりました! 清州カトリック農民会の皆様

2004年11月4日

30歳台の帰農農民おふたり。
自分で家を建て、農民として清州に生きます!
  

出発前にお茶を頂きました
  

研修所入口のチャンスン
  



 
 
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