2004年5月5日 福岡・父と美幸 畑作業休憩中
曾祖母50回忌、墓地移転、父の米寿、母の古希。1年前から日程を話し合い、全国から集まってきた親族たち。それぞれに新しい家族が加わり、賑やかな宴となりました。
1週間近くも博多に滞在するのは、久し振りのこと。父の書棚から郷土にまつわる本を探し出し、読みあさりました。じっと座って読み出すと母の叱咤が飛びます。この忙しい時に本など読むものではありません!と。傍で苦笑する父。本の話題を始めるのはいつも父だからです。叱りやすいのでしょうね、娘は‥‥。
前半はあいにくのお天気でしたが、大阪に戻る前日、畑作業に出かけることにしました。
街中にある家業の移転予定地なのですが、30年近く放置されています。父たちの勧めでこの春から初めて大地に向かい始めた叔母夫婦。神戸に住を構え、転勤族だった叔母夫婦が定年を機に故郷に住を移し3年。300坪の土地の一角には、すでに東屋の準備が‥。畑に植えられている夏野菜をつまみに東屋で宴が繰り広げられていくことでしょう。
草引きを手伝う美幸に、結婚式で化粧が映えんようになるよ! と冷やかしながら帽子やショールを被せる叔母達。独身最後の博多での思い出は、じいじい達との畑作業で出来た手の豆の痕と華やかな会話となりました。