２００４年７月１１日　京都府宇治市宇治蓮花 平等院にて

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東北アジアから未来へのメッセージ
−市民・女性・生命・平和−

講演会終了後、興奮状態の中村尚司さんから頂いた言葉です。

霊性、神という表現に違和感を持っていたのですが、今日の講演会の話を聞いて分かりましたよ。「品性」をキーワードに理解すれば良いのです。そうすれば、霊性や神という表現が素直に理解できました。

これで、学生達に積極的に薦めることが出来ますよ。‥‥‥魚住けいさんは、品性がない野蛮な男達の中で苦労したんですね‥‥‥としみじみとした表情をされていました。

今回の企画は、金芝河先生の体調を見極めながらの準備となりました。その間、確かなご相談が出来たのが奥様の金玲珠（キムヨンジュ）さんでした。先生のお話しの中で、女性を「道人−どうじん」＝卓越した人という表現をされた個所が印象的でした。

滞在中の御夫妻の何気ない素振り、会話に触れさせて頂く機会に恵まれ、先生が道人という表現を使われた背景が少しだけ‥‥‥理解できたように思います。

最後の夕食会は、家庭的に迎えてくれたスタッフ達の心使いも加わり、韓国で食事をしているような気持ちです、とくつろいで頂くことが出来ました。

皆様と交わす会話に大きな声を出して大笑いされ、最後の最後まで楽しそうにくつろいで頂けたのが、何よりのおもてなしになったのではないかと思っています。

あなたは何をしている人ですか？

私は、金芝河のおかあさんです‥‥と応えられた奥様の金玲珠（キムヨンジュ）さん。

韓国から同行されていた皆様は勿論のこと、その場に居た全員が満面の笑顔でご夫妻に向かって大きく手を叩き続けました。止む事がない拍手‥‥‥。

終わったのではない、始まった‥‥‥手を叩きながらつぶやいていた大母でした。

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