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2005-08-17

韓国赤とうがらし生産地・陰城(ウムソン)

2005年の生育状況視察7月28日〜30日
 


3月播種し、5月に定植された唐辛子。その一番花が、赤く色つき始めた生産地ウムソンを訪問しました。

農薬不使用の畑では、病気にかかり葉が枯れ、不自然な色つきの唐辛子となっている一角もありましたが、全体的には順調な生育状況だそうです。

 

チャ牧師の唐辛子畑
  
病害の唐辛子
  

生産者の皆さん
  

有機肥料による唐辛子ハウス栽培にも取り組まれています。夜盗虫対策の捕獲袋。(左) 露地栽培に比べると背丈は3倍もあります。
    

ぼかしづくり
  
液肥つくりが行われている小屋
  

庭先に置かれた味噌瓶・醤油瓶・辛子味噌瓶。冷暗所保存の日本と対象的な作り方です。
  

のどかなウムソンの農道

交 流 会
  

滞在2日目。この数年間、日本を訪問された関係者が多数集まっての交流会となりました。

6月来日されたチャ牧師の奥様が、日本での料理交流会で習われた「いなり寿司」がこの日のために作られていました。

  

日本からの訪問者もお手伝いします。
「ズッキーニのチョン」を盛り付ける
丸山さん
  

2005年6月来日された際の交流写真やそのときに要望されていた、日本の小学低学年の国語教科書をお土産にお届けしました。

ソウルから来られていたョンジャさんのお孫さんたちに写真を見ながら丁寧に説明をされていました。
  


2005年6月来日された際の交流

6月20日〜23日


エスコープ交流企画で来日された唐辛子生産者(オー・ヨンジャさん、キム・ソンインさん)
  

2日間(21・22日)の交流には、韓国訪問でお世話になった組合員、生産者やとうがらしを通して韓国に関心を寄せる組合員が参加されました。

14歳まで日本語教育を受けられたオーさん御夫妻との出会いは2001年11月。「私の日本語は正しいですか?」と語りかけられ、50数年間日本語を話すことなく過ごされた歴史の重みをしみじみと感じる場面を体験することになりました。

そのときから1年後に開始された唐辛子交易。遠くて近い国・韓国の農村との交流が始まりました。農村に見える課題は、農民の高齢化、WTOによる安価農産物の氾濫など自給率40%の日本と同様です。

日本より更に低い自給率の韓国で取り組まれている有機農業の現場に、帰農運動を通して都市から若い担い手達を招く試みに尽力されている方々との交流から学ぶことが沢山有りそうです。
  

東大寺・先祖が建てたのですね、と感慨深く見学されていました。
  



 
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