1950年朝鮮戦争の際には、朝鮮人民軍によって捕らえられた南の人々が閉じ込められ、戦局の変化とともに歩いて北に連行されています。北に向かう途中で、北に必要な人材(学者、医者、技術者など)以外は殺害されています。
今年に入り、その時に父親達を連行された家族たちが、父親探しの運動を始めたとの報道を知りました。その運動のアピールスタートが、この西大門刑務所記念館の正面入り口でした。
1995年から公開されている西大門刑務所記念館。1世紀の間に、この場所で起こった事実を日本人としてまずは知ること。そして、その悲しみと怨みを今も持ち続けている朝鮮半島の人々が居ることを知らねばなりません。
その中から、新しい未来に向かって共に歴史を築いていこうとしている人々が、私たちとの交流を大切にしたいと希望されています。
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