ネグロス訪問報告の冒頭に、ネグロスで出会った「バランゴンバナナ」をご紹介しましょう。
ネグロスといえば「バランゴンバナナ」の産地として広く知れ渡っていますが、病害による収穫減少が10年ほど前から発生しています。病害克服に向け、専門家によるバランゴンリニューアル計画が2001年から始められていますが、再生が起動に乗ったといえるまで回復は出来ていません。
ミンダナオ島のバナナ生産者から適切な管理方法について具体的な指導を受けるなどATC、ATJのスタッフとともにバナナ生産者も頑張っています。私たちの手元に届くバナナはネグロスだけではなく、パナイ島、北ルソン島などからATC(オルタートレード社)が責任を持って送り出してくれています。