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2002-05-06

大母 堆肥化プロジェクト(2002年5月5日)

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 主人の田舎では、たまに帰省する息子達が掘る人の背丈程の大きな穴がありました。炊事が終わるたびにその穴に生ごみを入れこみます。夜は懐中電灯を持っていきます。暗闇が苦手な大母は「年に数回の嫁の役割〜」と思いつつも、いつも姑が先に気がついて持ち出してくれていました。
 大阪で庭付きの家に住むようになり、生ごみをなんとかして土に戻せないかと考え、思考錯誤を繰り返していました。土地の面積や周囲の環境が田舎とは全く違います。
 いまから7年ほど前でしょうか。生協でEM菌を使った堆肥づくりのバケツとEM菌が商品として登場してきました。それまでなんども失敗していた大母は早速試みてみました。バケツの中に観た事もないような虫の大発生やバケツから穴に移す際になにかの拍子で生ごみを全身に浴びるはめになったりと・・・・・。
 まあ、ご覧下さい。いまでは暮らしの中の一部として堆肥化作業をこなしています。
 
 流し台の下に生ごみ入れバケツを置くようにしました。家族全員がバケツに入れる習慣づくりも大切です。蛇口から出る液は大切な宝です。容器に入れて庭木の水やりの際に液肥として使用します。
 
 昨年末に生ごみを入れた所を掘っていきます。かなり分解されていますが、投入準備の際には周囲の壁を崩しながら切り返し、さらに分解させるために今回の生ごみとともに埋め戻していきます。
 
遺跡発掘ではありませんよ。

堆肥化プロジェクトの秘訣は・・・・
指導書通りにやらない!です。

 アイスバインや鶏手羽先の骨が掘り出すたびに出てきます。年数をかけて色の変化が進み、土に戻っていく様子が分かります。
水ぎりは三角穴明きごみ入れに入れるだけでよい。
生ごみを切り刻まなくてもよい。
 
  家族全員が参加できることが継続のポイントなんですね。その結果、掘り返すたびに未分解な魚や豚の骨、キャップ、スプーンなどが出てきます。 
未分解な物は改めて埋めもどしましょう。
スプーンはきれいに洗って使用しましょう。
キャップ・容器包材などは分類してゴミ回収に出しましょう。
  
生ごみを入れたバケツは土に戻すまで2ヵ月間熟成させます。その間、週1回は蛇口から液肥を抜き取ります。その繰り返しの中で満杯状態の生ごみのかさが減っていきます。
 
さぁ、穴に 投入します。
 

  
  
庭から出る枯葉、草そして町内一斉清掃の際の枯草は分解促進の大切な助っ人です。先ず周囲の土をかぶせ、枯草で覆っていきます。
 
さらに分解が遅い木の枝を置きます。
  
最後に風・猫・いぬ対策に廃品利用の重しをのせます。横幅70センチ、縦3メートル,高さ50センチ、さらに穴を掘って50センチ計1メートルの深さ。この堆肥所が大地とのふれあい空間となっています。
 
バケツは天水尊の雨水で洗います。バケツの中を洗った水は庭に散布します。

 
  
堆肥化プロジェクトの恩恵・・・・
いちごの成長が楽しみです。液肥をかけながら見守っています。生ごみを使って、年中楽しむ大母のお遊びは、今では家族全員を巻き込んでいます。

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