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2003-08-20

2003.8.15〜8.19

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緊急事態! 滋賀でGM大豆作付け! 投稿者:★毛無夫☆  投稿日: 8月15日(金)17時52分01秒

「国内産大豆なら、遺伝子組み換えしていない」という安心が、足元の滋賀県から崩れそうです。

本日の農業新聞に小さな記事がありましたが、滋賀県中主町(ちゅうず)でGM大豆が2反作付けされているのがわかりました。茨城で失敗した後に種まきをしたようです。9月上旬に花が咲き、収穫を目指すようです。

生産者は田中良隆氏。元町議会議員、元農協の営農課長。大規模農業推進者。他方で、岐阜県では県の指導で作付けを断念したようです。

滋賀県環境生協の藤井さんとは、少なくとも反対声明の先頭に立つことの方針確認はできました。環境生協には動員力は無いので、近隣県の支援が必要だと思われます。

天笠さんは「滋賀県は知っているはず。滋賀県に中止を指導させる方向で緊急署名は無理かな?」「9月冒頭に大津で集会はどうだろう」と悩んでおられます。

石津さんにも連絡しました。中主町有機農業者2名をご存知のようです。梅谷さんに大豆を納品してもらっているJAグリーン近江は隣です。早速連絡しましたが、要領を得ません。

風評被害の可能性を示唆しました。作付け面積も広く、確信犯ですから戦いは大変です。力の出しどころです。


ビックリしました。 投稿者:アッパァ  投稿日: 8月15日(金)23時25分23秒

 そもそも遺伝子組み換え問題に理解のない私が、昨年山形の草刈りに訪れお世話になった折り、毛無夫さんの講義を聴きながら、「これはたいへんだ」と思った程度の知識と理解の水準です。

 そのうち、エスコープの階段にも記事が貼ってある運動の成果(遺伝子組み換え稲の断念)に「良かった」と思う程度のことでしたが、生産者を名指しし、毛無夫さんは「確信犯」だと言っている。

 ビックリしました。

 どうしましょう。大豆は、味噌に豆腐です。納豆(輸入大豆ばかりらしいですが)です。

 ですが、毎日、口にします。

 そうでなくとも、年をとると食い物がまずい(昔の味がない)と思っている昨今、ファーストフードに「愛情がない」と素朴に憤慨している私が、遺伝子組み換え作物によって生態系や「農」の世界にそれこそ「核爆弾」にもなりかねないこの事態に対して、できることは何なのかを毛無夫さん、考えて教えてください。

 韓国との連携で何かができればそれも結構なことです。


追伸-「農」 投稿者:アッパァ  投稿日: 8月15日(金)23時59分27秒

 農業の「農」の字ですが・・・

 「曲」と「辰」の組み合わせでできた文字です。

 本当にロマンチックな文字です。

 「曲」は、『音楽』のことです。この「曲」とか、「作曲」とか言いますよね。
 「辰」は、『星辰』、星のことです。

 「農」はつまり、「星の音楽」です。

 金芝河先生の例の難しい語り口で「律呂」と言っていますが、この言葉は「千字文」(幼児に教える漢文の入門書)の、それも冒頭付近に登場します。音楽です。

 この世の基本は音楽です。「農」もまた、やはり音楽です。

 音楽は調和です。


リョウブ

令法と綴(つづ)られる。何やらいわくありそうな名。古名は「はたつもり」。本草学者の曽占春(そうせんしゅん)は「令法とはもと田穀をおろしける其(その)分量の名目なり、田人(たみ)の辞にこれを畠賦(はたつもり)といへり」と『国史草木昆虫攷(こう)』(1821年)に書く。若葉はゆでて干し蓄える。加えて炊いた令法飯は各地で広く利用されていた。


暦と文明

 世界文明の源は中国、インド、エジプト、カルデア地方に発達した農業に根差しています。遊牧時代、農政時代、農業時代を経て人類は天文学の重要性を学びました。「季節」を知ることがまさに生きる知恵であり、文明の源泉でもあったのです。五千年も以前の太古において、人間が農耕生活に成功したのは、正しい季節の変化と移動を知り、それを予知できたからでしょう。予知法の発達によって、一定の年中行事を計画し、収穫を確保できたのですから。

日本の暦は古代中国から伝わったものが基礎になっています。まず古代中国の天文歴法の歩みを知り、暦の起源を知ることにしましょう。中国では、史書によると帝尭の時代(紀元前二千年以上)にかなり発達していました。古代中国では帝王覇者の要件は、第1に強い武力があること。第2に人民を幸福にする道を教える能力があること。第3に天文、地理、気象に通じ、暦を通じて農耕の時期を的確に教えること、の3点でした。帝尭は義氏と和氏という学者に命じて天文を観測させました。北斗七星の指すところを見て北極星を知り、四星(張・大火・虚・昴)が真南に来ていることから春夏秋冬を決めて、種をまき、刈り入れをしました。暦が正しくなければ人民の信任を得ることができず、たちまち革命が起こりました。暦が革命の原因でもあったわけです。革命があると帝王が変わり、「正朔」といって年号も変わりました。歴代の帝王は優れた天文学者、暦法学者でもありました。

 一年の四季は太陽の運行によって変化するものであることは早くから知られていました。けれども一年が何日なのか、正確に知ることはとても困難な問題でした。しかし、季節の変化ともに時々の星辰の形象に一定の特色があることがわかってきました。これが暦作りの第一歩です。「農」という文字は「曲」と「辰」に分解できますが、「曲」は田畑を、「辰」は主たる星を表しています。主星の変化を知り種まきの時期を知り得たのです。古代文明の遺跡には多くの天文台があります。ピラミッドもその一つという学者もいます。

 中国では、地上に立てた土圭(とけい)という棒の影の長さで太陽の高さを測りました。棒の日の影の最も長い日が冬至、短い日が夏至となり、昼と夜の等分となる日を春分、秋分と決めました。この方法から一年が365日と四分の一日であることがわかりました。ここからさらに十九年七閏の法(19年間に7日の閏が生ずること)も発見されました。正確には1年は365.24219879日で、1月は29.53059日からなっていると現在は決められています。

 古代エジプトでは全天一明るい星シリウス(大犬座星、天狼星)が暁に見え始める頃を年の始として、それと関連して起こるナイル川の氾濫後に種を撒いたそうです。中国では、最初は大火(さそり座のアルファ星)が夕方南中するのを見て夏の五月の初めとし、参伐(オリオン座の三ツ星)が夕方南中するのを見て冬十一月の初めとしたこともありましたが、周時代になると北斗七星の斗柄の指す方向によって季節を決めるようになりました。斗柄が日没の時に真下(北)を指す頃が正月で、北斗七星をかたどった文字である「子」から、正月を「子の月」としました。同様に北斗七星の斗柄が東を指せば春三月、上(南)を指せば夏六月、西を指せば秋九月の初めとしました。

一方、天空の月の満ち欠けの周期も大きな影響を与えました。月の周期は29日か30日。平均して29.53059日でこの周期を「朔望月」と呼びました。「朔」は地球から見て太陽と月が同じ方向になった瞬間のことで、暦の記号では「●」で、月はまったく人の目には見えません。朔日を「ついたち」というには「月立ち」から来ているといわれています。朔の日から月の旅が始まり、第二日を新月、第三日を三日月と呼びました。また、「望」は、朔の反対で満月です。暦の記号では「○」です。この満月のことを望(ぼう、あるいはもち)、望月ともいいました。望は太陽と月が地球を真ん中にはさんで、正反対の位置に180度離れた瞬間のことで、この望の時、太陽=地球=月の順番で一直線に並ぶと月は地球の影の中に入ってしまい月食になります。月食は1、2年に1回起こるのが普通です。朔望月を12倍すると354.4日になり、これに11日を加えると365.4日とほぼ太陽年と一致しました。これが古代中国やエジプトの太陽暦や太陰太陽暦の始まりです。


スベリヒユ

畑や庭の夏草。多肉質の茎葉は乾燥や日照りに強く、引き抜いてもなかなか枯れない。ゆでるとぬめりがあり、野菜として食べられる。貝原益軒は酢みそでさしみ(生食)にと書く。また『菜譜』に「実を取りてはたけにうふべし」とある。中国でも摘んで食べ、フランスでは食用に改良もされている。


ただいまもどりました 投稿者:大地の母  投稿日: 8月17日(日)19時17分58秒

ただいま 戻ってまいりました。
9時間半の道中は息子と二人連れ……

山口県で事故渋滞に遭遇しましたが、ほぼ予定通りの帰宅。

PCチェック
とんでもない情報が飛び込んできましたね。
遺伝子組換えイネ大豆が滋賀県で作付けされていたとは!

あぁ〜ですね。
昨日 甘木・平田菜種製油所の横を通り、秋月、小石原、朝倉、大宰府……
とお墓参りを兼ねて筑後平野を一周してきました。

農協が率先して菜種・大豆の作付けを奨励しているようで、お米よりも大豆の作付けが多いようでした。
遺伝子組換えのことが一瞬脳裏を横切りましたが、平田さんが居るからここは大丈夫!と
話題はお米の作柄のことばかり。福岡でも米の開花が遅れているようでした。

ごめんなさい……
荷物の片付けをしますね。


おろかな行為だと気づいてほしい! 投稿者:大地の母  投稿日: 8月17日(日)21時56分28秒

http://www.jnouki.kubota.co.jp/einou/conk/syou03.html

遺伝子組換え大豆作付け生産者田中良隆氏のHPを覗いてみました。
掲示板はありませんので直接質問することはできません。

滋賀県が知ってる!
元JA職員 田中氏
新旭町に元JA職員の町議員さんがいらっしゃいましたよね?

北海道のお米も気がかりですが、滋賀県は私達のお味噌原材料産地です。
早速、明日 打ち合わせを致しましょう。
緊急署名………当然です!
座りこみ………しますよ!


ハゼラン

花は小さく、長い花茎に点在。果実は赤くて丸く、線香花火のよう。熟すと極(ご)く小さい種子がはぜる。ランの名がつくがスベリヒユ科で、葉はやや多肉質。原産地のアフリカなどでは野菜にされる。一部で「おしんそう」と呼ばれる。テレビドラマの主人公の名と、どう結びつけられたのであろうか。


滋賀県知事への抗議文を送信しました。 投稿者:大地の母  投稿日: 8月18日(月)10時09分18秒

私は、大阪・堺に本部があります生活協同組合エスコープ大阪の理事長をしております山口節子です。

滋賀県行政いいえ生活者代表として県政の最高責任者でいらっしゃる知事に、この様な内容の抗議を今回送信をしなければならない事を大変残念に思っています。

さて、アメリカ・モンサント社と滋賀県中主町田中良隆氏によって今年7月下旬「遺伝子組み換え大豆」が播種され、滋賀県へは報告・届けでもなかったとの情報が届きました。

我が耳を疑いましたが、全国で遺伝子組換え作物に反対する生産者・消費者の皆様から続々と届けられる続報…… すでに知事もお聞きお呼びのことでしょう。

私どもの生協は滋賀県とは大変強い繋がりと関係を作ってまいりました。大阪の水瓶として上流に位置する琵琶湖が果たす重要な役割に対し、私ども下流に生活する生活者として、琵琶湖周辺の有機農産物を共同購入するとともに生活者として大阪湾に排出される生活排出水に対し、自らの責任を明らかにしていこうと「石けん利用推進運動」を生協の運動スロ−ガンの一つとしてまいりました。

生協からの働きかけで、新旭町ではひとりの慣行栽培農民の努力と熱意によって現在では10人の有機農業生産者が登場するに到っております。JAグリ−ン近江では味噌原材料として大豆を生産して頂いております。他にも多数の産地との交流とともに有機農産物の共同購入を続けて参りました。

今回のアメリカ・モンサント社と滋賀県中主町田中良隆氏によって作付けされた「遺伝子組み換え大豆」は、有機農業による大地の確保こそが未来の子供たちに残してやれる…いいえ残してやらねばならない「何にも勝る大切な宝」だと信じて疑わない私どもに大きな衝撃を投げかけております。

7月カナダからひとりの農民が日本を訪問されました。モンサント社によって農民としての誇りと決定権を奪い盗られた悔しさと苦しさの中からパーシー・シュマイザーさんが私達に静かに語って下さった言葉を最後にお伝え致します。

あなた方が何をすべきかを云いに来たのではない。
恐怖に落としいれるために来たのではない。
私達には選択の余地がない。
みなさんには選択の余地がある。

國松善次滋賀県知事!
大豆の花が開花する前に、迅速かつ適切な判断をして頂きます様にここにお願いいたします。

 2003年8月18日
                           生活協同組合エスコープ大阪理事長
                                 山 口 節 子


滋賀県の大変なこと 私たちは… 投稿者:三河屋パボマリオン  投稿日: 8月18日(月)10時55分10秒

この1週間はしばしの休憩タイムとのんびり過ごしていたら…
(PCともしばらく遠ざかった生活していました。)

滋賀情報に愕然!
茨城GM大豆のすきこみ行動後、予想されるべく事態がこんなにも早く、直後に起こっていたことに驚くと同時に怒りがこみあげてきました。

推進派の速攻
でも情報によるとどの程度公開されているのか怪しいともいう。
知らされずにもっとこのようなことが進んでいるのかとも思える今の状況。
(現在進行形)国内種子汚染が拡がりつつあることになる。
あぁ〜大変だ。モンサント社の陰謀だ。

モンサント社と手をとりあう相手(大規模農業推進農家や高齢者農家を支援をうたう農業法人のようなところ)を捜しだしての水面下での動き。分かっていても大変不気味に感じます。

朝日新聞の土曜版で「社会貢献」を核にした環境ビジネスを始動した人の話がでていましたが、モンサント社は対極。未来に汚点を残す会社になることをどうお考えでしょうか。

時間のかかる自治体の対応では、タイムリミットがくれば事態をストップさせるために、手段を問わず市民派行動「阻止」しか方法がないことになる。

いたちごっこのような進み方だが、この不気味なうごきへの危機感とGM作物への不安感を農民・市民の声として届けていくしかない。一人の声を早くまとめて大きくすること。

昨日より今日、今日より明日。今回の滋賀の事態のことへの対応はいっきに加速して抗議行動を起こさなければ。

農の「なりわい」が成り立たなくなっては大変。食、環境、暮らし…

刻々と送信されてきた関連メール、思わずプリントアウトしたらかなりの枚数になってしまいました。書かれている事実をちゃんと消化して、コンパクトに自分の言葉で周辺の人に早く伝えなければと思ってる。

一昨日から個人HPを作成中。日記とコラムのみ作った。まだアップもしてないのに日記を書き込んでる。

そのコラムに遺伝子組み換え反対を準備したところだった。核になる中味はできてないけれど、日記と掲示板だけでも新しい回路で、この遺伝子組み換えの大変な事態をあらたな人へ伝えることができるかなとも思ってる。


緊急メールを送ろう! 投稿者:★毛無夫☆  投稿日: 8月18日(月)11時10分45秒

JAグリーン近江富士は、自らの出資会社である
株式会社ぐりーんちゅうずに対して、鋤きこみみを要請しました。
おかしな話ですが、多分合併前にJA中主が出資したのでしょう。
「強行すれば中主町の農産物は扱わない!」と。

今朝、滋賀県環境生協・藤井さんと連絡を取ったところ、まずは、近畿圏のあちこちから反対メールを送ってほしいとのこと。長いですがアドレスを記します。

【滋賀県知事】
知事 國松善次
[知事への手紙についてのお問い合わせは]
滋賀県広報課
〒520-8577 大津市京町4-1-1 電話:077-528-3046

※下記のアドレスで知事宛のメールを送れます。
http://www.pref.shiga.jp/chiji/
http://www.pref.shiga.jp/chiji/tegami/advice.htm


【中主町】
中主町長 田中政之
〒520-2492 滋賀県野洲郡中主町西河原2400 中主町役場 企画財政課
TEL:077-589-2512/FAX:077-589-5444/E-mail:info@town.chuzu.shiga.jp


【おうみ冨士農業協同組合】
代表理事組合長 吉川 善治
〒524-0021  滋賀県守山市吉身3丁目7-6
TEL:077-582-3401   FAX:077-582-3404
E-mail:kikaku@ohmifuji.jas.or.jp

【日本モンサント株式会社】
代表取締役 山根精一郎
tel:03-6226-6080 fax:03-3546-6191
〒104-0061 東京都中央区銀座4-10-10 銀座山王ビル8F

パブリック・アファアーズ部 バイオ作物情報室
室長 坂本智美
tel/03-6226-6083(直通) fax/03-3546-6191
tomomi.sakamoto@monsanto.com


【バイオ作物懇話会】
代表:長友勝利
自宅:〒880-0035 宮崎県宮崎市下北方町高下6122
tel/fax:0985-27-1600  携帯:090-2633-3360


【グリーンちゅうず】
代表者氏名 代表取締役 田中 良隆
滋賀県野洲郡中主町堤2263−2
TEL.077(589)4000 FAX.077(589)6000


送付文章見本 投稿者:★毛無夫☆  投稿日: 8月18日(月)11時15分48秒

大母のように自分の文章が良いと思いますが、モデル文を記します。

抗 議 と 要 請

 茨城県谷和原村に続いて、滋賀県中主町で7月下旬「遺伝子組み換え大豆」が播種されたことを確認しました。人為的に遺伝子を操作する「組み換え技術」とその「食品を摂取する」ことは、地球の生物の歴史や人間の歴史から見たときまだわずか数年で、まだ未解明の部分の多い「技術」として長期摂取の影響や自然や生物の多様性を破壊してゆく危険性が指摘されています。

 わたしたちは、これまで輸入される遺伝子組み換え食品や飼料についての安全性を危惧しており、生産者・生産団体も国内では遺伝子組み換え作物は作らないことを掲げ、消費者も国内産への信頼をしてきました。今、日本の消費者も生産者もこの組み換え作物を「食べたい」「作りたい」「今なんとしても必要だ」とする人はいません。複雑な生物に対する技術への「慎重な態度」や「予防原則」は日本の国民的な合意となっております。

 国・農水省も昨年11月、消費者の不安や生産者団体の方針に配慮して「我が国の国産大豆については組み換え大豆でないことが販売戦略になっており、生産者団体も組み換え大豆は一切取り扱わない方針となっていることから」「安全性が認められた組み換え大豆であれ」「大豆一般ほ場で栽培される以上、万が一でも周辺の非組み換え大豆との交雑や収穫物の混入といったことが起これば生産・流通上の混乱を招かないとも限りません」。

 したがって「栽培にあたっては周辺地域、住民の理解を十分に得るとともに、栽培地が属する都道府県の大豆の生産流通部局、JA等の関係者、事前の栽培に関する情報提供が必要」「交雑・混入防止措等の措置について十分徹底」するよう、モンサント社ならびに各農政局・都道府県に通知していましす。

 しかし貴殿たちは、茨城県における混乱の社会的責任の明確化も事後処理もきちんとしないまま、今度は滋賀県にまわって再び周辺地域住民や県や町、JA等関係機関への事前の報告も合意もないまま播種するというこのようなやり方は許し難い行為と言わざるを得ません。

 貴殿たちは、日本のこうした社会的な状況や、周囲への交雑への心配に配慮することなく、「新しく迎えた21世紀には世界的な人口増加による食糧不足や環境汚染などの問題を解決するため、また農業や医療技術の発展のためにはバイオテクノロジーの技術は欠かすことが出来ない」との主張の下、「新しい技術を実際に利用して見ながら、この技術が日本の農業に役立つものか、消費者にとっても受け入れられるものかどうかを判断したい」として、きちんとした社会常識的な手順と合意をはかることもしないまま勝手に播種し、あとから「撒きました、報告しました」として、周囲の意見や心配は無視して「連絡しさえすればあとは勝手」という態度で事をすすめており、これは社会的に許されることではありません。

 生命に対する勝手な「商業特許」を獲得し、ここまで日本社会の慎重な姿勢を無視して強硬に事をすすめようとする背景にはモンサント社の世界的食糧支配戦略や金の動きに対する社会的な疑惑を持たざるを得ません。バイオ作物懇話会はモンサント社の手先として、日本の食糧やいのちに対する挑戦です。

 一度組み換え遺伝子が日本の野に放たれたら、植物の交配によってその遺伝子汚染は数年のうちに日本中が交雑し、日本の気候風土の中で大切に育種され守られてきた在来種は、みなこのモンサント社の除草剤耐性や抗生物質耐性の遺伝子が入ってしまうことになります。国内の作物が、誰も好まないのにモンサント社の遺伝子によって汚染されてゆくということはゆゆしき事態です。日本の在来の作物をこの遺伝子で勝手に交雑汚染させる権利は貴殿たちにはありません。

 モンサント社・「バイオ作物懇話会」ならびに当該栽培者は、直ちに播種した種ならびに発芽した苗を収集し、焼却処分することを求めます。


なぜ日本で作付けしようとするのか 投稿者:★毛無夫☆  投稿日: 8月18日(月)16時54分57秒

日本の大豆生産はわずかに四l
だのにモンサント社は執拗に栽培実験を繰り返しています。
なぜ? 遺伝子組み換え作物いらない!茨城ネットのニュースを下記のとおり要約しました。

1.「日本の在来種の大豆を遺伝子汚染させること」
 日本の消費者・生産者共に、遺伝子組み換え作物・食品には強い違和感を持っています。法的にGM大豆は自由に販売できていますが、国内産大豆はnon−GMO大豆として高く取り引きされ、モンサント社から見れば実質的な障壁となっています。
 日本の在来種を遺伝子汚染させれば、事実上、国内産大豆は壊滅して、安い外国のGM大豆を100l輸入せざるを得なくすることが目的と考えられます。
 モンサント社はこの方法で、ブラジル(国内栽培を禁止していたが、金の力で違法栽培させて遺伝子汚染してしまった)の法律を骨抜きにしています。

2.「日本で栽培するための事前調査」
 日本の大豆も他の作物と同様に、膨大な多様性を持っています。だだちゃ豆は関西では育ちません。丹波黒豆は東北では収穫できません。同じ品種でも早生、中生、晩生とあり、播種時期なども夕立の多い時期から逆算するなどのノウハウが土地ごとにある。
 モンサント社のGM大豆は搾油用大豆を母系としています。日本の風土に合わせるため、アメリカ大陸の南北各緯度の父系の大豆を掛け合わせたもので播種実験をしていると考えられます。

3.「生物多様性条約(カルタヘナ議定書)の国内施行前の強行栽培」
 今国会で承認された「生物多様性条約(カルタヘナ議定書)」は、国内施行が来年1月に迫っています。
 この関連法案が施行されると、たとえ栽培が承認された遺伝子組み換え作物でも、改めて書類を調えて関係大臣に承諾を求めなければなりません。
 GM大豆の諸特性(日本で播種時期、結実、除草剤の効き目、除草剤耐性雑草の出現など)を確かめるには、今年しかありません。
 なお、農水省ではこの法律の範囲を「野生種」に閉じ込め、農業栽培種は関係ないと、所轄の環境省からの規制をブロックしようとしています。


滋賀県知事にメールを 投稿者:★毛無夫☆  投稿日: 8月18日(月)18時45分02秒

明日午後に、滋賀県知事は定例の記者会見を行います。
滋賀県はJAおうみ冨士、中主町農政課を呼んで
対応を本日の午後に協議しています。
どのレベルのコメントを出すのかが焦点です。

明日の午前中までに、國松知事に
「遺伝子組み換え作物・食品はいらない!」とのメールを
ぜひ 届けてください。
それが、力になると
滋賀県環境生協の藤井絢子さんからの依頼です。


ナツズイセン

夏に咲き、春の葉はスイセンを思わせるので、その名が。といってもスイセンとは異質で、ヒガンバナと同属。ヒガンバナより開花は1カ月余り早く、花びらはやや大きいが雄しべは花びらと同じくらい。このため雄しべの超出するヒガンバナが大きく見える。中国原産で、元禄から知られる。


酷暑のフランスだった 投稿者:大地の母  投稿日: 8月19日(火)10時16分28秒

フランスのラジオ放送をBGMにPCに向かう大母とdavid
フランスは15日から元通りの天気になった、と博多から戻った17日大母に報告してくれた david。

おかあさん! 夏の暑さで3000人が死んだと言っている! と突然同時通訳を
始め出しました。

7月に入り、フランスが110年振りの異常気象だと聞かされてはいたのですが、大変な状況だったようです。

大人は大丈夫だけれども4歳になった甥っ子は大変だったと思う………
家族思いの彼の視線が悲しそうです。

セ−ネ川沿いに大量の砂と椰子の樹で登場していた臨時ビーチも昨日で終了。

フランスの街は一足飛びに秋の気配になっていくようです。


思い出いっぱい 投稿者:  投稿日: 8月19日(火)11時20分25秒

11日まで韓国はjeju島の“あいとくの家”へ行ってきました。

いろんな人に説明して、声をかけて、わずかながら協力したレールとたくさんの人の思いがつまった“あいとくの家”を一度自分の目で見たい。と、出かけました。ハングルもヒヨっ子なのに。

jejuではたくさんの素敵な人に出会い、毎日あたたかい心に囲まれて過ごしました。日本で施設へ・・・となると、健康診断や、看護職と介護職などこまかく分かれているのに対し、“あいとくの家”ではとにかく受け入れてもらえたことがありがたかったです。

朝起きて一緒に掃除をし、一緒のご飯を食べ、散歩をし、ADLトレーニング、全然言葉が通じない私を一所懸命待ってくれ、少しずつ受け入れてくれました。

また、写真等を掲載できたらと思います。思い立ったのは私なのに、いろんな人に本当に助けられました。ありがとうございます。


「チェジュ島と泉北を結ぶレール」 投稿者:大地の母  投稿日: 8月19日(火)16時34分06秒

atsukoオンニィ お帰りなさい!
「チェジュと泉北を結ぶレール」見に行って下さったのですね。
写真登場楽しみにしていますよ。

初めての方に少し説明を………
昨秋、ハングル講座で手渡された1枚のお手紙。
ハングル講座講師 康英美さんからの呼びかけ文が書かれていました。

韓国から滞在されていた障害者の通訳ボランティアを縁に始まった日本と韓国の障害者交流を実現されてきた康英美さん。彼女の活動を伝え聞いた韓国・チェジュ島カトリック教会の神父様から日本の障害者施設見学の打診が有り、お世話役を引き受けられたのが御縁で「レール」が海を越えてチェジュ島に渡って行きました。

バリアフリーフロアに日本製品のドアレールを使いたいと神父様からご相談があったようです。

韓・日障害者交流を通し、障害者本人だけではなく、お互いの家族関係をも変わっていく機会となってきたことへの感謝を両国を結ぶひとつの形として具体化できるかも知れない…と思われたことをきっかけに賛同者からのカンパによる寄付として届けたい(断片的な記憶ですが……間違っていたらどなたか修正して!)という内容が書かれていました。

昨年9月家族旅行でソウルを訪問した老父もこの提案に賛同しカンパしてくれました。ひとりひとりの市民の賛同がカンパという形で結集され、ハングル講座の皆様の手でチェジュ島まで届けられて行った「レール」です。


遺伝子組換え大豆 滋賀県は栽培中止要請へ 投稿者:大地の母  投稿日: 8月19日(火)16時43分59秒

滋賀県は栽培中止を求めました。以下は京都新聞記事です。

実験栽培の遺伝子組み換え大豆 滋賀県、農家に中止を求める

 滋賀県は18日、除草剤をまいても枯れないよう遺伝子を組み換えた大豆を実験的に栽培している中主町内の農家1戸に対し、大豆の栽培を自主的に中止し廃棄するよう求めることを決めた。

 県農産流通課によると、農家は7月28日、20アールの畑に大豆の種をまき、約15センチに育っているという。

 遺伝子組み換え大豆は、国が安全性を認めており、栽培や出荷に法的な規制はない。しかし、安全性を疑問視する県環境生活協同組合の藤井絢子理事長や、県生活協同組合連合会の中出浩専務ら7人が連名で、農家に対する大豆廃棄の指導を求める要望書を県などに出していた。

 県と中主町、JAおうみ冨士は「組み換え大豆の廃棄の強制はできないが、他の大豆の流通の混乱を招く恐れがある」として、19日に農家に出向き、できるだけ早い処分を求める。大豆の花が咲く9月初旬までに廃棄すれば、花粉の飛散
による周囲への影響はないという。(京都新聞)


鋤きこみ決定 投稿者:★毛無夫☆  投稿日: 8月19日(火)16時45分15秒

速報です。

滋賀のGM大豆は、明日(20日)午後1時半に天気がよければ鋤きこむことになったようです。とにかく一段落です。

しかし700人もの推進派(バイオ作物懇話会)が、いつ、どこで作付けするか判った物ではありません。府県庁への届出や、周囲の同意も無視されています。

府県丁、自治体、JAなどに
「遺伝子組み換え作物・食品いらない!」
「遺伝子組み換え作物栽培反対!」
との意志を明確に今から届けておく必要があります。
いつまでも「もぐらたたき」しているわけには行きません。

とりあえずのご報告です。皆様方のメール送付に感謝いたします。ありがとうございました。


最後まで見届けなければ……… 投稿者:大地の母  投稿日: 8月19日(火)17時11分05秒

鋤き込み 見届けに行ってきます!


滋賀県の正式見解文書 投稿者:★毛無夫☆  投稿日: 8月19日(火)19時25分02秒

中主町において栽培されています遺伝子組み換え大豆について、その栽培自体は法的に問題なく、厚生労働省が食品衛生法に基づく安全性を確認し、農林水産省も環境に与える影響はないとされておりますが、遺伝子組み換え食品に対する不安感が根強い中で、在来種と交雑する可能性など、様々な弊害が予測されます。

環境こだわり農業を推進し、次世代に責任を持つ行政を推進する本県にとっては、長期的に見た食の安全・安心や、自然環境にも配慮する必要がありますことから、今後、食に供する遺伝子組み換え作物の栽培は認めないこととして対処していく方針です。

なお、本日19日午前、県・町・農協の三者が栽培者に理解を求めた結果、明日8月20日午後1時半から県・町・農協の立会いのもとで鋤込まれることになりました。

以上、原文のままです。
ここまで踏み込んだ見解を「県」段階で出したのは初めてのことです。


愚かな王様! 投稿者:アッパァ  投稿日: 8月19日(火)22時05分36秒

 盧武鉉の遺憾表明。

 金大中前大統領の金正日買収の責任を負って現代財閥の某氏が自殺してから何日もたたないというのに、盧武鉉はまた「北」を増長させる手段をとりました。

 「美女軍団」が問題でしょうか。6者会議がそんなに問題でしょうか。
 イベントの後の「絶望」を、私たちは何十年もの間味わってきました。

 大邱ユニバーシアード?。

 そんなもの止めた方がいい。・・・私はそう思います。


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