鹿児島県高山町後田地区の県道沿いの小高い丘に、岩ツツジ約250本が鮮やかなピンクの花を開き、訪れる人の目を楽しませている。上片野幸夫さん(68)が13年前、知人から高隈山地で自生する岩ツツジの種をもらったのがきっかけ。近くの丘陵地で、観覧自由の「登越園」と名付けて丹精込めて育ててきた。高さ1.5メートルほどの木々に咲いた花はかれんで、ドライバーにも潤いを提供する。ミツバツツジの一種で、ツツジの中でも最も早く咲くという。
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