キャンドルを持ったまま庭に……
蚊取り線香の煙
部屋から聞えるTVの音
どうもあかん! しっくりしませんなぁ〜
戦後産まれの大母は電気が無い暮しを経験していません。印刷業だったこともあり、夜中でも印刷機械の赤い電源ランプがついたままだったことを覚えています。
トイレに行くのに工場の中を通らねばならず、ピカピカと揺れるような赤いランプがおばけのように見えていやでした。
停電でローソクを灯した記憶はありますがいつでも電気があって当たり前の暮しでしたね。
風呂そして庭でキャンドルの写真を撮りました。フラッシュがないカメラを選びました。
ゆらゆら揺れる灯りを見ながら思い出してきました…… 1995年初めてフィリピン・ネグロス島の山村を訪問した真っ暗闇の出来事を………ゲリラと軍隊
小さな空き瓶に灯油を入れ、細いボロ布の芯に灯を灯すケロシンランプの偉大な灯りとその暖かさ。
巨大な活火山カンラオン山にも負けない偉大さを、小さなケロシンランプの灯りに感じたものでした。
意識して電気を消していく……消してみる
夏至の夜にはキャンドルナイト
定着していくと面白いことになるかも……
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