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バランゴンバナナの産地といえばフィリピン・ネグロス島。関西に住む私たちが初めてバナナを手にしたのは1980年代の終わりのことでした。実際に民衆交易・バランゴンバナナとして協同購入に登場したのは1993年に入ってのこと。
一般市場とは比べようが無いバランゴンバナナの姿に驚いた私たちはその後、このバナナの向こう側にある物は何なのかと問い返すことになりました。
その始まりがネグロス島訪問です。訪問者をマニラ空港で待ち受けてくれる女性が現地駐在員の大橋成子さん。バイタリティ溢れる成子さんに触れた人たちは彼女の不思議な魅力に引き込まれていきます。 |
緊急支援で現地に入った彼女は英語は堪能、更に現地の言葉「イロンゴ語」をマスターしネグロスの皆さんから慕われていかれました。
それから数年、なんと成子さんは「イロンゴ語」の先生だったフレッド氏と恋に陥り、5人の子持ちだったフレッド氏と結婚した彼女は成子ナナイ(成子おかあさん)として更にパワーアップされています。
この度、大橋成子さんが「ネグロス・マイラブ」と題した本を出版されることになりました。この機会に成子さんご夫妻を大阪にお迎えし記念講演会とお祝いの会を開催します。
イラストはご主人のフレッドさんが書かれたとか。初めて大阪を訪問された時、大阪や東京の青テント生活者について「日本の人たちはネグロス支援よりも先に青テント支援をやらねばならないのではないか」と日本社会の矛盾をつかれたフレッドさん。
今回はフレッドさんにも講演をお願いしています。皆様お誘い合わせのうえご来場ください。なお、別会場でお祝い会をします。
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