遺伝子イネ反対

基調講演／市民バイテクノロジー情報室代表・天笠啓祐さん

アメリカの４企業が世界を独占していますよ。


お会いする度に新しい情報をお聞きすることができます。ソフトな語り口の中に、運動の厳しさ（反対派からの攻勢に対し）の一面を垣間見ることもあります。


滋賀県新旭町針江げんき米／石津文雄さん



山形県の無許可農薬使用事件で、農家が生産物を破棄しなければならなかった悲しさを語るうちに涙が・・・・。同じ生産者の立場から、悔しさが涙となって・・・・。

　　
大徳醤油・浄慶耕造さん

大豆は国産で賄っている。遺伝子組換え大豆は使わない。醤油には小麦も使用しているが遺伝子組換え小麦開発には断固として反対する。
　

組合員による遺伝子組換えイネ反対アピール
　　

各自治体議会に向けて請願活動を繰り広げています。１１月議会に向けての状況報告があり、気を緩めることなく、反対請願採択実現に向けて議員訪問をしていきましょうと力強い声が聞けました。



石津さんが持ち込んでくれたひまわり	天笠さんを唸らせたひまわり


１００万人署名　反対表明として愛知県に提出し、申請を阻止させよう！



１時間半の署名は４００名弱。寒い木枯らしの中で真剣にお話を聞いてくださった皆さんありがとうございました。１００万人署名は１１月１６日愛知集会に向けて続きます。みなさんの一筆が１００万人の力になります。必ず阻止させます！！！

自然界の生物進化は、何世代もの時間の中で行われてきました。

　　　　植物→植物性動物→肉食性動物
　　　　　　↑　　　　　　　　　　　　　↓
　　　　バクテリ　←　（より大きい）肉食性動物

自然界では「食物連鎖」という相互関係を維持させながら、自らの進化を繰り返しています。

遺伝子組換え操作では、生物の細胞の中にある特定の遺伝子を取りだし、他の生物に組み込んでいきます。自然界の摂理のなかで起こるのでは無く人の手によって遺伝子が組換えられているのです。

遺伝子組換えで作られていくたんばく質。たんばく質のなかには、アレルギー源や毒性を持っていたり、消化できない物があるといわれています。「食物連鎖」の中で家畜の飼料として用いられ、わたしたちの口に入る時にはどうなつていくのでしょうか。

安全性審査は国の機関によって行われています。今まで国が認めた安全性という言葉を信じ、薬害・公害・食品添加物被害・農薬被害等の被害者となり長期の裁判で国の過ちを認めさせた事件は数知れずあります。

更に、遺伝子組換え操作が世界の４大企業である多国籍企業の独占特許という形で利益の独占化を図ろうとしている構図が明らかとなってきています。

日本の自給率は、先進国といわれる中では最低ランクの４割を下回っています。

アジアの源風景はお米づくりにあります。お米づくりにまつわる様々な文化が現在のわたし達を育んでくれました。

今、この源風景のお米づくりに大きな過ちを起こそうとしています。愛知県農業試験場とＵＳＡの多国籍企業モンサント者共同開発による「日本晴れ」が遺伝子組換えされて厚生省に申請されようとしているのです。

農業の後継者不足を狙い撃ちにしたような売込み言葉。
作業軽減化を図れます・・・
消費者の無知識を狙い撃ちにした売り込み言葉。
健康になれますよ・・・・

今、これらの幻想が過ちであることが世界の研究者や生産者によって実証されてきています。

アジアの小農民は遺伝子組換え操作作物によって、崩壊されると言われています。
アメリカ・カナダの農産物を買えばいいのですよ・・・・・
聞こえてきませんか・・・・悪魔のささやきが。

さらに自給率が下がり、万が一の時にわたし達の食はどうなるのでしょう。

１００万人の署名を持って、愛知県と国に対し、断固たる反対表明を決行させねばなりません。そのために大母たちは行動します！

※ ポスター
　　

「大地の母」事務局
大阪府南河内郡 E-mail daichi.no.haha@nifty.com