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2002-12-06

日本縦断・韓国有機農業者研修

2002年12月1日〜3日
   

2002年11月25日来日。北海道・八百屋・夢屋さん訪問を皮切りに夜行列車・早朝・夕刻の移動と国内の移動は全て電車。エスコープ大阪の生産地訪問を含め、国内の有機農業そして地域づくりに携わっている団体を訪問する「車牧師立案・日本研修訪問プログラム」は9泊10日にわたる超強行日程。

12月1日、近鉄なんば駅に到着した7名を出迎えに行った大母たちの前で元気なのは車牧師様おひとりだけ。他の方々はひと目でお疲れが出ているのが分かりました。挨拶もそこそこに、お風呂に。1時間半の癒しの時間の間に本来の彼らの姿に戻ってくれたようです。
 

12月2日(月)奈良・東大寺と法隆寺を訪問。奈良はハングルでナラ=国という意味。韓国の方々が来日されると訪問したい箇所のひとつとなっています。金丙鎭先生の解説で百済との交流の足跡をたどってきました。
  

左から
李(リー)さん:2500坪の農地でごま類・豆類・とうがらし・じゃがいもなど生産
徐(ソー)さん:トマト・とうがらし・豆類・サツマイモ・白菜など生産。車牧師の隣人
金(キム)さん:エスコープトノ民衆交易赤とうがらしの生産者
チェ・ミョンスクさん:5穀粉・野菜ジュース・味噌・ジャガイモ・とうもろこし・豆類など
  

この角度が一番美しいと教えてくれたのは金丙鎭先生。
 
東大寺から南大門に向って移動
 
 
南大門の説明中
  
南大門の柱と車牧師
  
南大門 しかと戯れる金イルヒョンさん
  
しかに近づく金さん
  
 
4歳7歳9歳の子供のお母さんです。次回は子供達も一緒にね・・・
 
東大寺周辺紅葉のうつくしさの中をしばしの散策
 

いかるがの里 法隆寺へ

法隆寺では百済観音の前で皆さん立ち止まってご覧になっていました。金丙鎭先生は、百済観音から発せられて来るエネルギーにしばし釘付け状態。不思議な仏像です。大母初めて拝見しました。実に不思議なお姿でした・・・・。
 

夢殿の前で金さん
  

12月3日(火)、帰国を前に生協センターで交流会。

民衆交易・赤とうがらしの生産者金在哲(キム・ジェチェル)さんのお話から−

ウムソンのとうがらしは韓国国内でも美味しいと言われている。私のはその中でも更に美味しい。自分が作った物が皆さんの手元に届いている様子を見て感激している。

今年の韓国は天候不順で作柄が悪かった。自分達の自給用のとうがらしも日本に送った。今食べているのは他の人が作った物です。

とうがらしの病気「炭素病」は、伝染すると畑が全滅する。有機栽培の畑は、土が元気なのでは移っても被害少ない。作業はつらいこともあるが、土が元気だとそこで収穫された物を食べる人も元気になる。そんな元気な人に会うと自分達も元気になる。

最後に、在日の方々への差別が起こらないようにお願いします。
    

発言者の金在哲(キム・ジェチェル)さん
   

女性達が活動する生協の動きに「うらやましです」と日本語で語ってくれたチェ・ミョンスクさん。

車牧師のプログラムは朝食抜き、朝・夜・聖書を手にしての集中研修・・・・とかなりハードだったようです。事前に日本語の勉強をしてきた皆さんとハングルを習い始めた大母とは・・・おもしろいやりとりができましたよ。

新しい印象・・・を持ちました。彼女の発言です。消費者・女性達の組織・生協との出会いは彼女の中で帰国後も大きく膨らんで行ってくれることでしょう。時あるごとにお互いの存在を気に掛け合う関係。大切に育てて行きましょう。私達の未来ある子供達に向けて・・・・。
   


ディサービスよりあい金剛訪問

昨夜の交流会会場です。何人の人が入っていたでしょうか? とうがらし料理での交流会は大賑わいでした。壁に飾られていた96歳の方の作品が話題となった昨夜。突然でしたが、訪問させて頂きました。96歳の男性と握手される車牧師。
 


新よりあい金剛  抱きつきの樹と車牧師

 
9時40分 センター見学
10時 交流会
11時30分センター発
新よりあい金剛(富田林)建設現場見学
よりあい金剛ディサービス見学
河内長野・大谷さん畑見学
堺・庭代台 店舗サン見学
岸和田・物流センター見学
14時30分関西空港到着
昼食
16時50分関西空港発帰国へ
 

11月26日北海道新聞(夕刊)
  
11月28日山形新聞(朝刊)
  


 
 
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