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2005-05-06

研修2日目

2005年4月19日
 



  
本部に納品に来られた今野さんと合流し、畑に向かいます。

今野さんは地場野菜生産者グループ「愛菜会」の代表です。

地下鉄御堂筋線拡張に伴った都市開発でお住まいの近くの農地は住宅地となり、20年ほど前から自宅から車で15分ほど離れた農地で農業経営をされています。新金岡高校側にある農地の他に周辺に5箇所の農地を所有されています。
  

キュウリ、トマトを中心にビニールハウス栽培をされています。
  
トマトハウスではハチが逃げないように入るように、と今野さんから注意が出されます。
  

  
トマトの交配にはオランダから輸入している「マルハナバチ」が活躍していました。

箱の中には50匹のはちが生息中。ハウスにひと箱の「マルハナバチ」が必要とか。

3棟のビニールハウスで1700株のトマトが成長中。5月中旬から出荷が始まります。(この日の移動に付き添ってくれた職員・長沢さん)
  


番外編 韓国海苔の扱い方

  
韓国では食卓に「海苔」は欠かせません。様々な「海苔」がありますが、「韓国海苔」はごま油と塩で味付けされた「海苔」です。

プルンピョンファ生協のみなさまから今野さんへおみやげとして「韓国海苔」が手渡されました。

「韓国海苔」の扱い方を知ってますか? と登場されたのは通訳ボランティアでご協力して頂いている康英美さん。
  

  
「韓国海苔」は袋のまま折り曲げます。手を汚さずに便利ですよ、と康英美さんからアドバイスを頂いた今野さんご夫妻。
  

  
この春から長男が岡山大学に入学。お嬢さんは農芸高校1年生。お二人の成長は勿論のことですが、今野さんはPTA会長として地域の子ども達に農業を通した指導をされています。

「この春から、中学生に30時間の授業を頼まれたんやけどな。わしなんかがやったらどないなる思う?」と照れ笑いしながら語ってくれた今野さん。奥様が手にされているのは、今から畑に植える「ナス」の苗。「これは奥さんの道楽やねん‥‥」またまたテレ笑い。シャイな今野さんの発言はなかなかユニークです。

初めてお会いしてから二十数年。「韓国に息子連れて行ってくれるか?」と話しかけてくれたのは昨年秋のこと。息子さんが担い手となられる日を楽しみにされているのが伝わってきます。プルンピョンファ生協の皆様にも今野さんの作物に対する愛情を強く感じられたようです。
  

  
  1日目 4月18日(月)午後来日 No1No2
   エスコープ大阪本部で研修 
    よりあい金剛見学

◇  2日目 4月19日(火)     No3No4No5
   都市近郊野菜生産地見学 (新金岡・今野さん)
    和泉市生協店舗「DO」見学と交流
    堺市庭代台生協店舗「サン」見学
    エスコープ大阪本部で研修

◇ 3日目 4月20日(水)帰国     No6No7
   堺市泉ヶ丘地域晴美台大型班見学(内田宅)
   岸和田市物流センター見学    研修者6名
  



 
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