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2003-08-16

民衆交易・韓国赤とうがらしの故郷・忠清北道・陰城(ウムソン)

2003.7.7〜8


 

播種3月、定植5月、収穫は9月から。日本へ届くのは11月初旬。ウムソン・スリネ地区の唐辛子畑では青々と艶のあるとうがらしが勢いよく育っていました。梅雨の時期に畑に入るのは良いことではありません。水分を吸収しようととうがらしの根っこが活発にしている時です。人間の足で踏みつけて根を痛めることになりますと教えて頂きました。初めてお会いした時から「おかあさん」と呼ばせて頂いている日本語が堪能なご婦人です。

http://www.yano-system.co.jp/daichi/albums/020528-2kankoku.html
http://www.yano-system.co.jp/daichi/albums/020528-3kankoku.html
http://www.yano-system.co.jp/daichi/albums/021104-0-kankoku.html
http://www.yano-system.co.jp/daichi/albums/021104-4-umusong.html
http://www.yano-system.co.jp/daichi/kan_01.html


畑から見上げた場所にあるチャ牧師のお宅
 

ウムソンに到着し、畑で作業されている「お父さん」を見つけました。半年振りにお会いするお父さんは元気です! チャ牧師の大学から15名の学生達が1週間農業作業奉仕に来ているようで、学生達と一緒に草取り作業の最中でした。
 
結実時に虫が入り、枯れ落ちる寸前のとうがらし。炭素病が発生するのは梅雨が明けてから。周囲に伝染するので常に観察しながら生育を見守ってくださっています。

 
韓国では、大きな青いとうがらしが生で食卓に登場します。味噌をつけて食べます。この時期に出荷されたとうがらしのようです。ロシアンルーレット気分です。時々激辛に遭遇することがありますが慣れてくるものですよ。
 
大阪府南河内郡河南町でイチゴ・満願寺ししとうの生産者宅で育った和田淑子・温子姉妹。参加できなかつたお母さんの代理として、唐辛子畑を視察する目は真剣そのもの。
 
とうがらし畑の近くで見かけたあざみと野菊(写真・右上)。チャ牧師が田植された田圃が400メートルほど離れた場所にあります。
 
畑見学後、お母さんからお茶の招待がありました。春、畑に近い現在の住居に引越しをされています。以前の住まいから1キロほど山間へのお引越しです。
 
農作業に出易い様にと教会関係者の皆様が配慮されたようです。昨年12月ウムソンを訪問された77歳の日本女性米澤恵美子さんからお預かりした日本の歌・歌集をお渡ししました。なんども開いては口ずさんで歌われていました。
 
お土産にお持ちした日本のおせんぺい。材料は山形・上和田有機米と韓国あかとうがしを使ったピリ辛せんぺいです。東京・梅月堂の計らいで製造された記念すべき品。おかあさんは丁寧に包まれた包装紙と梅月堂主人の似顔絵が描かれた日本画に興味を持たれたようです。
 


散  策

 
おかあさんのお宅でのお茶会を終え、チャ牧師宅に戻ってきました。左手にある別棟に昨夜5人休ませていただきました。正面玄関は未完成。扉の奥に見えるのはみそ瓶。
 
自宅裏山にご両親のお墓があります。
昨年移築されてきたようです。
 
研修所付近の農家風景
昨年6月豪雨で流された建設途中だった「釜風呂」。内部工事が若干残っています。完成は来年?
 
宿泊予定だった「農村訓練研修所」には大学生が宿泊中。床下のオンドル薪投げ入れ口には、大きな鍋が置かれ煮炊熱源としても活用されています。
 
滋賀県新旭町石津さんから託された「大輪ひまわりの種」をおとうさんとチャ牧師の奥様にお渡し、お世話になった感謝の気持ちをお伝えしました。
 
せっかくです、チャ牧師のご自宅から5分ほどの場所にある教会と農産物集荷場所に立ち寄ることにしました。お茶会でお別れしたおかあさんが、農村奉仕団によるパーマをしている場に遭遇。15歳は若変えったと声をかけられ恥ずかしそうなお母さんでした。
 
おかあさんのパ−マが終了するまで、教会の中で最後の交流をしました。
「蛍の光」をボランティアの学生さんが演奏する中、皆さんで合唱。
 
教会の外に十字架が置かれています。熱心なプロテスタン信者の皆様の心の支えなのでしょう。再会を願う気持ちが涙声となっていきます。
 

ウムソン シジャン(市場)    2003.7.7
2・7が付く 2.7.12.17.22.27 に開催される市場。ウムソンに到着したその足で出かけていきました。白い麻服に身を包んだ男性。服の下に見える装具は何でしょう? カメラを横に構え、市場で見かけたお年寄りの姿を歩きながら写してみました。
 

ニンニク使用量の違いが市場での売り方で分ります。
 
韓国料理は薬膳料理とも云われていますが、漢方薬の種類が豊富です。
ウムソン周辺では朝鮮人参を栽培している畑が沢山見うけられました。
 
チョンガーキムチ カクテキ と呼ばれるキムチにはこの大根が欠かせません。

 

 
朝鮮人参を掘り出す農機具
 
 
7月7日夜8時近くでも明るいウムソン。梅雨の最中、この夜だけは満天の星と半月を拝むことができました。来韓2日目。和田姉妹辛い食事に慣れてきたようです。ヨンミさんが買いこんできた韓国風ポーズを美味しそうに食べています。
  
雑穀が上手に食生活にとり入れられています。種子が売られていました。袋に入れられたものもありましたが、自家採取された種が量り売りで販売されていました。
  


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