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2005-01-29

消えることがない灯りの中で

帰国前夜 下津協同の家

2005年1月18日
  


 

  
帰国前夜、和歌山県下津町協同の家で始まったお別れ交流会。会議を終えて駆けつけた組合員、山仕事を終えた豊共園の生産者も駆けつけてくれました。組合員手作りのおもてなしをしよう、と大勢の皆様がそれぞれの時間を繋ぎ合わせ、前準備から当日のお手伝いを‥‥と役割を分担して協力して頂きました。

心を込めたおもてなしを受け止めてくださったのは、勿論、うり農の皆さんでした。

「結婚して初めて家庭を離れてきました」と話してくれた彼女が訪れたのがエスコープ大阪。6泊7日にわたって家庭を離れることがいかに大変なことであるか、日本で活動する私達でさえも理解できることです。韓国では、儒教思想の中で女性達が家庭に縛られている状況があります。

ひとりの人間として協同の仕組みを活かす暮らし方が出来る、と実感を持つことが出来たのは生協に加入し、様々な学習に参加し、自らが暮らし方を変えてきたからです。生協運動からワーカーズコレクティブやNPO立ち上げなどに参加していく組合員。それぞれの組合員を取り巻く課題は、今、韓国の女性が置かれている状況と同じだという女性も居ます。

現状を変えたいならば、一歩でもいいから歩みだそう‥‥。外では薪を焚き、肩を抱き合い語り合う女性達。韓国の皆様との交流から学ぶのは「一途さ」です。
  


  


 
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