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2002-02-14

博多訪問(2002年2月12日)

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昨年12月、農作業中に右肩から先を機械に巻きこまれたとの情報が入りました。
誰が?という質問とともにおかあちゃんだと分かった時の驚きは大きなものでした。
何度が訪問している私達には人事ではありません。やっと会えました。お茶の準備をして待ってくれていました。
長崎県東吾妻町 ごほう・にんにく生産者 馬渡さん宅
  
ごめんなさいね。
靴を脱ぐ時間がないの。おかあちゃんの顔を見れただけでいいからね。と慌しいやり取りのナかでも、この 苦境に負けないという強い意思を持ったおかあちゃんのまなざしがありました。
  
  
  
  
  
  
みなさんに宜しくお伝えください。
リハビリに専念して、元気になって大阪に行くけん!とおかぁちゃん。
一時退院です。骨はまだ折れたまま。金具も入ったまま。300年椎の樹の繰り抜き風呂にはおとうちゃんと一緒に入って世話してもらっているという話をたかひろ君が披露してくれました。
  
  
  
  
家付き娘として、養子にご主人を迎えてからも農業一筋に生きてきたばあちゃん。
昨年から痴呆による動作に戸惑うおかあちゃん達の話を聞いていましたが、元気に迎えてくれました。
 馬渡家のばあちゃん
  
一昨年の夏、にくにく乾燥機の漏電から農倉庫を全焼した馬渡さん。この2月にやっと棟上げの段取りができました。餅まきはこの為だったんですね。
  
時間がない!と叫ぶ大地の母に祝い酒がなみなみと注がれていく〜。お盆に塩と酒が準備されていた。前を通る人達に振舞われるのでしょうね。
  
はい、分かった。「乾杯!」
島原の春は、厳しい試練の中で始まっています。
  
  
7割は馬渡さんやたかひろ君そしてお手伝いのおばちゃん達で作業を進めます。今年のにんにく出荷作業はこの新倉庫でできますね。
  

 

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