|
原州パルグム信用金庫・3階医療生協待合室に歓迎のメッセージが張り出されています。
|
創立34年目、パルグム信用見金庫は、エスコープと同じ時期に立ち上がった市民による市民のための銀行です。
理事長・チェさんを中心に原州市内で活動する協同体・市民団体によって設立されたのが原州協同運動体協議会。代表として、日・韓両国の交流を推進する若い世代の良き相談訳として大きな信頼を寄せられている方です。
パルグム信用金庫の建物には、原州で活動する市民団体の事務所として提供されており、唯一家賃を支払えているのは設立2年目の原州医療生協。西洋医学だけではなく、東洋医学を取り入れた医療生協のフロアでは漢方薬の香りが漂っています。
女性民友会事務所・生協の活動家は民友会の会員にもなっている方が多いようです。
女性の自立について学んでいる女性民友会。男性たちには頭が痛い会です、と笑いながらチェ理事長が紹介されました。右→ヨガ道場・インドからゲストを迎え、韓国全土のヨガ指導者の研修中でした。
7月4日食の自給企画ゲストのイ・ヒョンジュさんは医療生協のカウンセリングをされています。学習室の壁にはアトピ−の標語が張り出されています。
|
|
協議会機関紙に大きく2月エスコ−プ訪問報告
|
ナルムルの家:低所得市民の生活支援団体
|
原州生協理事長・ユン・ヒョンエさん。イチゴ生産者和田宅久君を見つけ、苺園の楽しい話題になりました。訪問した日、原州生協企画で大忙しの中、抜け出して挨拶に来てくれました。日本に同行されたお嬢さんチェ・ジヒさん(中3)は独学で日本語を学んだというお友達とともに、忙しいお母さんに代わって見学・交流に付き添ってくれました。日本から訪問した少年・少女たちと緊張した中でご挨拶。
韓国の生協運動の先駆者チャン・インスルさん(日本では賀川豊彦さんに匹敵する方)が製作された書・墨絵を版画にする権利を託された版画家・キムさん。
今回は、協議会の計らいで日本の子供達に記憶に残ることをさせたい、とキムさんの指導で韓国伝統の「ソッテ」を製作しました。
|
資料 昔の韓国人たちは桓因(神)が天に住んでいるので天に向かって伸びるもの(山と木)は神が行き来するものと信じてきました。鳥は桓因の使者に思いました。ソッテはてっぺんに鳥が止まっている様子をした柱でした。それは天と大地とを繋ぐ使者としての鳥の役目を象徴しています。住民たちは大地に人間の生存と繁栄を望む気持ちで村の入口にソッテを立てました。ソッテのある場所は韓国人たちが嬉しい時や悲しい時天に向かって祈る場所でもあります。ソッテハヌル(ハヌルは天を意味する)は韓国祖先の魂が生きている所として描かれます。 |
|
|
|
|
作品が完成する頃には緊張がほぐれ、笑顔で会話が弾んでいました。
|
|
|
|
キムさんの作業台
|
原州生産現場見学
|
|
|
無農薬もも
|
生産者宅で休憩。収穫され、干されているのはごま。唐辛子もあちこちに干されています。無農薬米づくりにはジャンポタニシが大活躍。
日本ではやっかい物扱いですが、原州では厳冬の地なので冬には全て死滅するとか。ジャンポタニシの養殖が盛んに行われています。無農薬米対策には、合鴨とジャンボタニシが韓国では主流ということでした。
|
韓国では、赤唐辛子は大切な食べ物。
生で食べることから始まり、乾燥させ粉末にし冷蔵庫や冷凍庫で保存されます。
キムチやコチュジャンづくりに欠かすことが出来ません。
日本の唐辛子消費量とは比べ物に成らない量であることは、市場での売り方や農村各地の道端で干されている様子からも察することができます。
|
原州生協・生産者交流会に参加
生産者のペンションで開催された交流会。パワーポィントを使って原州生協の活動を紹介してくれました。生産者や組合員家族の楽しい交流企画。韓国の子供達の歓迎の歌に日本訪問団も応えなければなりません。中村さんが歌う「上を向いて歩こう」に合わせ、陽平君と智子さんがダンスを披露してくれました。
|
|
|
|
お馴染みの皆さん
この後に恐ろしい企画があるとは‥‥‥
|
満月を翌日に控え、美しいお月さまを見るのに絶好の場所が在るから行きましう、と原州生協職員の誘導で出かけました。全員行くと聞いていたのですが、気がつくと日本人ばかり。暗闇の中で足元を確認するのに精一杯の日本人ご一行。
突然後から白い物が浮き上がり、大きな悲鳴が聞こえてきます。やられました!韓国にもお化け大会という遊び方があったとは‥‥‥。
30分近く山の中を歩いた?と思うのですが、遊びだと分かっていても恐いものは恐い!しっかりと手を握ってくれていた和田琢久君、ありがとう!山口は恐がりなのです‥‥‥
駐車場に戻り、それらしき人物を見つけました。先ほどまで騒いでいた原州生協の理事たちでした。
それぞれのお宅で過ごした一夜 またお会いしましょう!
交流会を終え、四組に分かれて民泊させて頂きました。それぞれのお宅で遅くまで楽しい交流が行われたようです。和田琢久君、中村陽平君、長井久美子さん、そして山口はイ・ヒョンジュさんのお宅にお世話になりました。
二次会は同じ住宅地にお住まいの方のお庭で交流会。昨年7月にエスコープを訪問されていた大学教授の方でした。ご近所にお住まいの関係者が準備された二次会は沢山のお料理と飲み物が準備され、月を愛でながらの交流会です。
昨年7月に訪問された原州21世紀政策研究所の男性達がたくさん来てくださり、昨年の訪問の感想も含めて意見交換が続きました。日本では駐車違反取り締まりが厳しく、車が道路に無いので道路が広く感じられたようです。韓国でも政策として必要だと考えらているとか。
リュース瓶の社会化を目指す運動にも大きな関心をもれたようです。日本からは、昨年の7月以降に起きた嬉しいことを報告させて頂きました。12月によりあい金剛が大阪府街並み大賞を頂いたこと。11月に街づくり夢基金の設立総会が出来たこと、のふたつです。記念植樹したムクゲの花を気にされていました。
セリナちゃんのお部屋に泊まった翌朝。セリナちゃんは配膳のお手伝い中。おばあちゃまとおかあさんが朝食の準備をしてくださいました。
教授宅に泊まっていたチェ青年、チャ牧師、朴淳用さん、ナムヌルの家のスタッフも一緒に朝食を頂きました。
|
イ・ヘジュンさんのご主人は庭先のブルーベリーを摘み取って食べさせてくれました。
|
|
セリナちゃんのおにいちゃんから、手作り焼き物のネックレスがプレゼントされました。
|
|
|
イ・ヒョンジュさんのお宅のデッキにも赤唐辛子が広げて干されています 。
|
|
集合場所・パルナム信用金庫に向かう前に記念撮影。
ハルモニお世話になりました。
|